第32回歴史散策 ―大山街道を歩く-

=二子玉川から溝ノ口まで=

好天に恵まれ、14時に二子玉川駅を参加者16名で出発。多摩川堤防を洪水時に塞ぐ「陸開」を抜けて二子橋を渡る。大山街道を一旦はずれ、岡本かの子の文学碑「誇り」を見、二子神社から二子新地に残る唯一の料亭「やよい」の建物を外側だけ見学、新地の繫盛した時代を偲んだ。

大山街道に戻ってからは岡本かの子の実家のあった大貫病院跡を見、明治初期の小学教育の場であったという光明寺に参拝、私立小学校跡地の溝口緑地にある国木田独歩の碑を見て府中街道を越えると、少し繫華な街並みになり、江戸期から商売を続ける「秤・武州茶の田中屋」と薬の「灰吹屋」の前を通り、市の「大山街道ふるさと館」で小休止。

その後大石橋で二ケ領用水を越え、「溝口神社」と陶芸家浜田庄司の墓のある「宗隆寺」に参拝、今は二ケ領用水上流の「円筒分水」の地下で合流した旧平瀬川あとの「栄橋」跡を通り溝の口駅に向かった。

大山街道も最近は店舗の建て替えが進み、由緒ある旧家、店舗がマンションに変わったりしているのが残念だったが、旧い街道沿いの雰囲気が感じられる散策ではあった。帰りには武蔵小杉に出て居酒屋で打上げ、大いに盛り上がった。 

(児玉總一郎 記)

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